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2012年6月21日木曜日

市場の魚シリーズ30(大型コイ科らべお)

今回はコイ科の中でも大型のコイ科ラベオです。

ラベオの仲間はたくさんいますが今日はその中のLabeo pierreiです。

この魚は以前ラベオ・エリソロプテルスという名で呼ばれていた魚です。

コイ科の魚についていつもお世話になっている某博物館のスペシャリストに聞いたところ


によると、この名が今は最も有効な名のようです。

そんな魚ですが、この魚は10年ほど30cmくらいの小型サイズしか目にしていなかったの


で、写真のようなデカイサイズを初めて見たときは同じ魚だと気づかなかったほどです。

ラベオは口が下についているのですぐにその仲間だとわかりますよね。

まだ飼育は本格的にしたことがないのでわかりませんが、以外と難しそうですね。



 
どなたか飼育経験があれば是非、コメントください!!勉強になります!
この魚はカンボジアではサイズによって生息範囲が違うようです。
主にメコン水系で確認してきましたが、これまでに記録した個体サイズと地点を
よく見ると、小型個体はメコン下流からトンレサップにかけて出現しているようですが、

大型個体はメコンの上流(カンボジア国内で)からしか確認されていません。





メコン水系の魚の中には季節に応じて移動する種がたくさん確認されていますが、
この種はどうもサイズによって生息場所が違うようです。
また、日本でも時々ですが、ショップで見かける種です。
もし、見かけた際には他のビックフィッシュと同様に大きくなる種ですので
大きくなったときのことを考慮に入れて購入してくださいね!!
80cm級のサイズは怖いくらいの迫力ですよ!


本種の生息地。
ここはメコンの支流です!これで支流なんです(笑)デカいですよねー!

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