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2012年4月17日火曜日

市場の魚シリーズ10ナイフフィッシュ

市場シリーズも10回を記録しました!
目標の100回はまだまだですねー!



今回はナイフです。
ナイフは誰もが知る種類ですよね。
でも、その生息地の状況に詳しい人はそんなにいないんじゃないかと思います。
意外と昔から知られる魚ほど、当り前すぎて肝心の情報がないということが

多々あるように感じます。
その一つがこのナイフです。

ナイフはNOTOPTERIDAEに属するグループでインドシナには4種が記録されています。
写真の個体はお馴染みのロイヤルナイフChitala blanciですね。
これまでに見た最大サイズは80cmくらいです。
もしかするともっとでかくなるのでしょうかね!

上の写真はこの間最終日に相棒が釣ったお馴染みの
スポッテッドナイフChitala ornataです。この魚も古くから知られる魚ですよね。
大抵の入門本などには載っています。タイでは専門のルアー釣掘りもあります。

そして次の写真がノトプテルス・ノトプテルスNotopterus notopterusです。
コイツは属名も上の2種と事なり、すこし体の形状も違います。 
本種はカンボジアで一番多く見られる種で、メコン本流からトンレサップ、

その他の小河川、さらには田んぼでも見られるオールマイティーなヤツです(笑)

先日のトンレサップ川でも嫁が釣っていました!

飼育も簡単ですぐになつきます。
そして、本題に入りますが、残りのもう1種のナイフC.lopisです。
これは未だかつて見たことがありません。

勿論、ショップではあるのですが、カンボジアを散々見てきた割に

出会わない種なんです。
文献によるとインドシナとその南の島国にいるようなのですが、特にカンボジアの場合は
北部の池などに生息し、メコンなどの大河にはいないようなのです。
でも、北部地域は山間部が多く、意外と大きな湖のようなものはありません。

一体、どこにいるのやらー! Lopis――――――!!!
時々タイのチャトチャック(ウィークエンドマーケット)へ行くと、
80cm級の個体がいるのですが、その度に長時間見つめあってしまいます(笑)
あの魚体を現地で見たらキレイでしょうね!
他の3種にはまたない魅力がありますよね。

いつかつかまえて見たい種の1つですね(笑)

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