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2012年3月21日水曜日

市場の魚シリーズ7 メコン支流での魚争奪戦


いつものことなのですが、僕は早朝5-7時くらいの間は



いつも川や湖辺の朝市に行きます。



朝市には早朝に採った魚を漁師さんが船で売りに来ます。



市場の魚よりも新鮮ですし、レアな魚に会う機会が多くなります。



でも、そこには強敵がいつもいるんです(笑)



それは魚を買い付けに来るおばちゃんです!



この写真でもわかるように、魚を載せた船が来ると、一目散に水の中をかき分けて



船に近付き、お目当ての魚を奪います!



トンレサップ湖などでも同じ光景が見られます。



時にはおばちゃん同士で奪い合いの喧嘩が勃発したりもします。



また、奪った後に漁師さんと値段交渉するのですが、



折り合いがつかないときも喧嘩が始まります。



まあ、ハッキリいって皆自分勝手です(笑)



その強敵の中で魚を買うのは結構難しいです(笑)



でも、何日か通ううちに数人のおばちゃんは味方になってくれて



僕が気づかないときに僕の欲しい魚を載せた船が着くと、呼んでくれたりもします。



このコツはできるだけおばちゃんと話して、「この魚が欲しい!」と



アピールしておくことです(笑)



また、カンボジアの漁師さんの多くは地域により差はありますが、



その大部分はカンボジア人ではなく、ベトナム人だったり、チャム人だったり、



ラオス人の時もあるので、いつも話しているカンボジア語が通じないことも多々あります。



そんな時は笑顔や欲しい魚の写真などでカバーします。



時には朝市でゲットできずにババアに買われた魚がそのあとにチェックしに行く市場で



売られていたりもします。そうすると、ババアは「来たわね!」といった感じの笑みを



浮かべてちょっと高めに値段設定して僕に売ろうとします。



それでも欲しくて買わなければいけないときは屈辱を味わいます(笑)



かと思えば、ただでくれるおばさんなんかもいるので、



それぞれおばちゃんたちの性格の違いがよくわかります(笑)







・・・こんなことをしているので明後日からの日本帰国はとても楽しみです。



2年半突っ走ってきたのでちょっと疲れました(笑)



日本では楽しい時間を過ごしたいです。

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