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2012年2月27日月曜日

市場の魚シリーズ1(ローフー)


こんにちは!



今回からシリーズで時々市場で見かけた魚たちを簡単に紹介いたします。



目標はシリーズで100回です!!!がんばりますっ!!!



暇なときは見てくださいね!(いろんな魚を紹介しますよ!)



市場はショップで売られているような魚たちがズラリと並んで売られているので



アクアリストにとってもかなり楽しい場所ですよ!



自分の好きな魚のいる国へ行かれた時には是非市場を散策してください!!



一見の価値ありですよ!!



今回はたまたま開いたファイルがこれだったのでこいつを紹介します。




これは皆さん知っていますか?



そうです!通称ローフーです。ラベオ・ロヒタですね。



実はコイツはインドシナにあるカンボジアは原産国ではなく、移入種なんですね。



原産はインドやミャンマー、ネパールなどのもう少し西の地域です。



でも、近年養殖魚として東南アジアに移植され始めており、



すでにカンボジアのメコン水系でもこの幼魚がたくさん採れています。



移入種問題はいろいろと世間でも取り沙汰されていますが、



今後、世界的に無視できない問題になる事は間違いありません。



また盛んに生物多様性について議論が巻き起こっていますが、



これをいち早く取上げた学者の先生たちは凄いですね!



大抵、こうした呼びかけや活動は直接ビジネスにつながるものではないので



努力しても叩かれたり、報われない事が多いですが、僕はいつか日の目を浴びる時が



来ると信じています。なぜなら多くの人はまだこの重要性に気付いていないからです。



人事だと思っているからです。もう少し現実味が出てくると関心のない人たちにも



わかってくるのですが、実際はそんな時間すらないくらい切羽詰まった状況だと思います。



僕も今カンボジアで連載記事を書かせてもらっている雑誌にこうした移入種問題について



少し触れる記事を書き終えたところで、今後カンボジアでもこうした基礎知識を教育する



きっかけが作れるような事業に関わっていきたいと考えているところです。



話は戻りますが、



このローフーは禁漁などで天然魚が市場に出回る事が少なくなる季節に



出回る魚です。サイズは20-40cmくらいがアベレージです。



カンボジアは世界の淡水域でも有数の水揚げ量を誇る地域だけに、



こうした移入種を扱わないでも十分な魚を保有しているはずなので、



何とか移入種は避けて通りたい問題ですね。

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