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2018年1月29日月曜日

魚撮影


昨日は予定通りに

ボララスの撮影を行いました。

でも、予想していた通り

魚が10mm前後だったので(最小個体は8mmでした)、

麻酔をかけて鰭立てをピンでしたかったのですが、

手持ちの極細ピンでも難しくて

いくつか魚を傷めてしまいましたので

あきらめてそのまま撮影しました。


このあたりは

もっと突き詰めてやらないといけない

大切な作業なのですが、

性格上なかなかストイックになれず(汗)・・・



本当に難しいものですね~

20mmあれば何とかなるんですけどね・・・

今の自分のスキルの限界を感じた一日でした。 


そして、

今日は何枚も撮影した中から

それぞれの個体(2種合計で10個体くらい)のベストを決めて

さらにそれぞれの個体の画像カット作業をしました。

その中の2枚が下の写真です。



写真って先を見据えれば

また次の高みへ行きたい!という思いがこみ上げてきます。

まだまだアマちゃんですが、

いつも考えながらチャレンジしながら

撮り続けるしか上達の道はなさそうですね!



2018年1月26日金曜日

ボララス生息地



今日採集してきたBoraras microsの生息地を

ちょろっと紹介します!


ここは一年中水が安定して供給できる水源をもっている湿地なので

乾季だからといって枯れることもありません。



全体の景色は前回アップしましたが、

今回はもう少しアップの写真をアップします!


岸部はこんな感じです(笑)

抽水植物やタヌキモ、キクモの仲間などが主な植生のようでした。


水中はこんな感じです。

この日も僕が到着した際にすでに先客がいて

洗濯をしに来ている村人がいました。

さらに、僕が採集集にはトラックが来て荷台に積んだ2tタンクに

湿地の水をポンプアップしていく人も。


さらに、少年が来たかと思うと、

湿地に飛び込んでスッキリさせてそのまま去っていく光景もありました。


みなさんそれぞれですが、

それだけこの湿地の水が生活の一部になっているという事が

ほんのちょっとの時間で感じることができました。



・・・いろいろありますが、

魚屋目線でいうと、

本来はタンニンを含んだブラックウォーターなので

先客が1時間ほどいない時間ならもっともっと透明度も高くてキレイです(笑)


本来、僕や村人がいなければ

こんな感じのところを

数尾の群れで泳いでいるんですよね~


一つの湿地から今日感じたプチシーンでしたっ!!



ボララス採集


やっとリアルタイムでブログが書ける日が来ました!!

今日は久しぶりに一人でシェムリアップの町から約50キロくらいの地点にある

クーレン山麓の湿地へ行ってきました。


日中の一番暑い時間に行ったので

すぐにバテちゃいました。

おまけに我が家の愛車のマーチも

ラジエーターがグツグツ沸騰して

ものすごい勢いでクーラント液を蒸発させていました。

湿地に着いた時はホッとしました(笑)

愛車には採集中ボンネットを開けて

大きな木の陰で休んでもらいました(笑)

さて!

今回はボララス(Boraras micros)という

体長10ミリ(1cm)くらいの超小型のコイ科の写真を撮るためです。

これまでに何度か出会う機会があったのですが、

研究室に持ち帰る前に死んでしまったりして

なかなか良い状態の個体が得られていなかったので

水産局の写真を借りていたんです。

なので、一度こうしてしっかり採って持ち帰って、

できる限り良い写真を撮りたかったんです。


この湿地は結構広くて

遥か彼方まで続いています。

7-8年前に水中メガネをつけてビート板をお腹に入れて浮いた状態で

奥深くまで進んだことがあるのですが、

(こーすると、泥深い場所でも水中が濁らなくて水中観察がしやすいです)

水面には抽水植物が繁茂しているので

ヘビとか虫が怖くなって引き帰した思い出があります(笑)


でも、奥には蔓植物で食虫植物でもあるウツボカズラの仲間の群落もあるんですよ!

水面を這って進むので

目の前に現れるウツボカズラは迫力があってキレイでした。



そして、

今日の狙いのボララスも何とか数個体採れました。

この魚は同属のBoraras urophthalmoidesと一緒にいる事も

多いようでこの日も網に一緒に入ってきました。


ただ、僕のタモもそれほど目が細かくないので

頭が1-2ミリしかない魚はすぐに抜けてしまいます(汗)

なので水中では素早くもあり、

水圧で魚体を傷めない微妙なスピードですくい上げて

1-2秒で魚を見つけて水を張ったボールにタモの底を入れて

素早くカップで掬って生簀に収容します(笑)


上の写真は休憩をはさんでからの2回目の採集で採れた分です。

本当に小さいです(笑)


そして、

気付いたら僕も胸のチョイ下くらいまで湿地に浸かっていました。

ここはヒルがいるので怖かったのですが、

底の泥が深くて膝くらいまで埋まるので

すぐに胸まで浸かっちゃうんですよね(笑)


ヒルがついているとパニックになるので

採集を終えるまで足は見ないようにして

何とかミッションをクリアしました(笑)


明日は問題の撮影です。

上手く撮れれば良いのですが・・・



釣り



昨日は2時間ほど釣りに行ってきたのですが、

狙っている大物の気配が全くなく・・・

釣れたのはエサのダンゴと同じくらいのバルブでした!


タックルがしっかりしたものなので

小さな魚はまったく引きませんでした・・・


釣りも山あり谷ありですね!


次回!もあきらめずやります!!

1月のアロワナ池

先日、池の様子を見に行ってきました。

魚は見えないので詳細な判断はできず(汗)

相変わらずでしたが(笑)

年に数回の大仕事がそろそろやって来ます(笑)



今月末か来月初旬に

池に網を入れて魚をある程度取り上げて

個体数、体長や体重、生殖腺の成熟度などをチェックする予定です。


この時ばかりは慎重に作業をしないといけないので

段取りや魚をキズつけにくいように配慮しながら

やらないといけないですからね。


でも、その前にまずは

アロワナたちがちゃんといるのか?

そして育っているのか?

先ずは元気な姿を見たいです!!



2018年1月24日水曜日

オムポック


数日までにみんなでカンボジア料理屋さんへ

行ったのですが、

その時に久しぶりにカンボジアの魚を食べました!

これ!何の魚かわかりますか?

アクアリストの方はわかる方も多いと思いますが、

ナマズの仲間でOmpok siluroidesという魚です!


それほど大きくなる魚ではなく、

20-25cmが通常は最大サイズです。

日本のナマズの様な体型で鰓蓋の後方の胸鰭の上あたりに

大きな黒い斑紋があるので一発でこの魚だとわかります。

また、この魚はインドシナの氾濫原エリアではよく見かける魚で

とてもたくさんいる魚です。

湿地や水路ではライギョに次ぐ食物連鎖の頂点に位置する魚だと思います。


近年ではこの魚の黄変個体が入荷しますが、

カンボジアのフィールドでも意外とよく出る魚です。

市場で観察した印象では

200-300個体に1個体いるかいないかって感じです。
(ざっくりのイメージですが)


そんなオムポック!

から揚げにしてグリーンマンゴーサラダと一緒に食べるのが

カンボジアスタイルなのですが、

魚のから揚げの濃い味に

スッキリしたグリーンマンゴーは絶妙な味です!!

皆さんも機会があればぜひ!試してみてください!!



改造車




昨日、カンボジアへ来ている両親が

娘のちょっと早い誕生日祝いで

三輪車を買ってくれました!!


日本にいる時にアンパンマン三輪車が大のお気に入りだったので

家にあったオモチャの中から

使えそうなアンパンマンを探し出して

三輪車に取り付けてみました(笑)


こちらはもらった中古のおもちゃにボルトで裏から

固定されていたアンパンマンです(笑)

それをそのままカゴに移植してみました。



そして、こちらはこの前日本でガチャガチャをして

ゲットしたアンパンマン!

ハンドルバーのカバーを外して

裏からボルト固定しました。



お辞儀をしてくれるので

挨拶の練習に使おうと思っています(笑)

カンボジアにはさすがにアンパンマングッズは売っていなので

こうやって何とかそれっぽいものをつくって

娘に喜んでもらえるといいな~と思っています(笑)


これからももっと改造したいです(笑)!!

2018年1月20日土曜日

Datnioides pulcher


昨年、ダトニオ(Datnioides pulcher)のブリードに

成功したタイのブリーダーがいる事をご紹介しましたが、

とうとう日本の卸屋さんのところにその個体が届いたようですね~

日本のアクアリストさんにとっては嬉しい知らせですね。


このブリーダーさんからは昨年にも僕のところにも連絡があり、

先日もカンボジアの情報や写真の提供をしてくれないかと

連絡がありました。


でも、残念ながら近年のカンボジア情報は

皆無なので(笑)提供しようにもできない状況だと

伝えました(汗)


でも、ダトニオのブリードが成功したのは

アクアリウムの世界にとっても

生息地と天然個体にとっても

すごく朗報ですよね!!

このまま安定したブリードが確立することを願いたいばかりです。

その間にしっかりと生息地の確認と

天然個体の確保、繁殖技術の確立と継代飼育ができる

システムをカンボジアでも作り上げたいですね。

そのためにも水族館や研究施設を少しでも早く作りたいところです。


もちろん!ダトニオばかりではないのですが、

今年もそんな魚たちの未来を思い

一つひとつやるべき仕事をこなしていければと思っています。



2018年1月17日水曜日

娘の入水式


みんなが小舟で浸水林を散策中、

のんびり水上レストランの縁に座って

足を湖につけてボーっとしていた時に思いついたのが

娘にも湖の水に足をつけてあげよう!!

という魚バカの思いつきでした(笑)



みんなが到着して家族写真を撮った後、

嫁さんに怒られるかな~と思いつつも

この提案をしてみると、

意外にもOK!(笑)



早速、娘をトンレサップ湖の水で清めました?(笑)

娘は琵琶湖とトンレサップ湖というふたつの大湖から

湖々という名をいただいたので

トンレサップ湖の水をいつか触れさせたかったんですよね!

この日は魚バカな僕の想いが達成できたので嬉しい一日となりました!






漁村で


帰りには

漁村に立ち寄って少し村の中を歩いてきました。




小さなエビカゴを使ったエビ漁が盛んなので

この日もエビを村の一本道に広げて干していました。

風がこちらに吹くと、

エビの香りがササーっと匂って来ました。



今年初のトンレサップ湖へ


先日は帰国早々、

今年初のトンレサップ湖へ行ってきました!

とはいっても、

今回は調査ではなく日本から帰ってくるときに

嫁さんの両親も一緒にカンボジアへ来ているので

二人にもトンレサップ湖を見て欲しいという事で訪問してきました!

さらに、友人でもあるマリコちゃんのご両親もカンボジアに来られていたので

2家族で楽しい時間を過ごしてきました!!


今回の漁村はコンポン・プルックを選びました。

漁村の佇まいがキレイなのと、

浸水林が深いので小舟に乗り換えての

遊覧には最高の場所です!



ただ、浸水林の小舟は2人乗りだそうで

一人余ってしまうので

僕だけ乗らずにみんなを見送りました(笑)



小舟が浸水林を抜けて湖に出たところに

水上レストランがあるので

先回りしてそちらでみんなが来るのを待ちました。


その時にレストランの厨房で魚をさばいていたのでちょっと

おじゃましてきました。


やっぱ湖に行ったら魚に触れたいですからね(笑)

この日お姉さんとおじさんがさばいていたのは

湖のエビとシルバーグーラミー(Trichopodus microlepis )でした。

この魚は意外と出会う機会が少なくて

氾濫源エリアの浅い内陸エリアでは見かけないんですよね。

広くて大きなトンレサップではよくいる魚です。

カラーバリエーションも豊かな魚で

縦縞が一本入るタイプから全身緑がかったシルバーで

尻ビレが山吹色のキレイな個体までいます。



今年も魚たちにたくさん会えることを願って

トンレサップ湖を後にしました。




もう一台単車修理


今回は自分の単車ともう一台の単車のパーツを

日本で集めてきました。

この単車は以前このブログでも紹介した山勢たくや君の単車です!

数年前に仲間から譲ってもらったものなんですが、

よくこれで乗ってたな~と思うくらい

乗りにくい状態でした(笑)

アクセルワイヤーの一本は切れていてアクセル開けるだけで一苦労・・・

フロントブレーキはエアー噛んでるし、レバーグラグラだし・・・

クラッチワイヤーはその場対応のままなのでしょっちゅう切れるし、

レバーの根本折れてるし・・・


おまけに赤土道路をよく走る彼にとって泥除けがないので

雨の度に全身真っ赤・・・(汗)

さらにはフロントフォークのオイルシールが劣化しまくっていて

オイルがダダ洩れでズボンがオイルまみれになるくらいでした。


単車好きとしてはこのまま走らせると

危ないので修理することをすすめて今回にいたりました!


フロントのオイルシールの打ち替え以外の

バンドルまわりのレバー、ボックス、電気配線、ブレーキオイル交換と

Fフェンダーを取り付けて渡しました。


単車は楽しいものですが同時に危険と隣り合わせですので

皆さんも安全運転を第一に楽しい単車生活を送ってください!!