タニガワナマズからいろいろと
昔の思い出が蘇ってきました。
こちらはビワコオオナマズの産卵です。
オスがメスの腹部に巻き付いて産卵しているところです。
この写真のオスは水面から魚体が出ていますが(笑)、
よく見ると、スゴく体に傷がありますよね。
きっと何度もメスにアタックしていたんでしょうね。
これがまさにフィールドの魚たちなんですよね。
琵琶湖の水環境問題は
きっとこれからいろいろと問題が起きると予想されますが、
こうした魚たちをはじめ、
在来種である生きものたちが
ヒトの生活の影響を受けて絶滅の危機に瀕するようなことが
ないような環境作りを目指し、
実現していってほしいですね。
自分たちで自然環境を守ることは
僕らヒトにとっても必ず良い結果をもたらしてくれますからね。
少なくとも僕はそう思っています。
オオナマズの産卵写真はこの他にも
まだまだ沢山持っており、
その一枚一枚に写るオオナマズのペアはみんな違う個体でした。
それだけ条件が揃えば
魚たちも子孫を残す産卵行動ができるんですよね。
こちらの写真なんて
下にも魚がいるので何個体写っているのかわからないくらいです(笑)
こんな産卵がずっと見れることを願いたいですね。
以前にも書きましたが、
カンボジアの水域の多くは日本の水域とは違い
透明度が低いのでこんな感じで産卵を観察することは難しいです。
(その他にも産卵方法が違う事もありますが)
こうしたこれまで日本の魚たちから
教えてもらった経験をカンボジアの地で活かせるように
もっと気張らないといけないですね!
今回はタニガワナマズから
いろいろな思いを改めて感じた日でした!!