餌を入れて仕掛けるだけで魚が採れる
モンドリやセルビン!
日本では多くの河川でこの仕掛けを使用する事を禁止していますが、
琵琶湖にいる頃は毎年特採(特別採捕許可証)を県から発行してもらっていたので
調査時はある程度いろいろな漁具で様々な魚たちを採集する調査を
することができました。
特に県のいきもの総合調査をしていた頃は
カワバタモロコの調査をしていたので
セルビンは欠かせない漁具でした。
本当に良く入るんですよね~
そんなモンドリやセルビンですが、
カンボジアで使用したのは17年間で2回目なんです(笑)
最初に使用したのは17年前です。
という訳で、
それ以降17年間一度も使わなかったんです。
なぜかというと、
その一度目に使用した際に
まったく魚が入らなかったからなんです。
すごく単純な理由です。
そして、昨年日本で練りえさを買ってきていたのを思い出したので
17年ぶりにやってみようかと思ったんです・・・
ですが、
結果は17年前と同じで(笑)
一尾も入りませんでした(笑)
もう笑うしかないです。
日本のエサだからダメなんでしょかね?
同じような仕掛けはカンボジアにもあるので入るはずなんですが・・・
仕掛けのまわりにはすっごいたくさん魚が泳いでいるんですけれどね・・・
入りません(笑)
次回気が向けば、今度はカンボジアの食べ物を入れてみようかと・・・
日本食は嫌いのようですので(笑)
実験をしたらまたアップしますね。
そして、
とうとう我慢できずにタモ網でバサッと掬ったら入る!入る!
仕掛けを仕掛けたのがばからしいくらい一瞬で採れちゃいました(泣)
今日採れたのはデルモゲニや
メダカの仲間Oryzias minutillusをはじめ、
コイ科のキンセンラスボラ(Rasbora borapetensis)、
キンセンに似ているけれど背びれも赤い小型ラスボラのRasbora rubrodorsalis、
フライングバルブで知られるEsomus metallicusなどでした!
ちょっとした事でも
なぜ入らないか?それを知りたいですよね(笑)
これもある意味でカンボジアの魚の謎ですね!