カンボジアの淡水魚の図鑑を作ることが決まってから
気がつけばもう3年くらいが経ちましたんですね(笑)
それでもなんとか前回、日本へ帰国した際にパートナーの企業さんと打ち合わせをして
先ほど、データ管理システムの土台があがってきました!!
・・・とはいっても、
これからが大変なんです(泣笑)
これまではパートナー企業さんに打ち込みを頼んでいたのですが、
これからは直接データの打ち込みをこちらでやることに分担を変えてきました。
これは僕にとって負担になるのですが、
逆に考えてみれば新たな挑戦です。
実際、日本で働いていた頃に比べれば
今の仕事時間はそれほど苦ではないですからね。
そう考えると、この4年間は大分楽させてもらったので、ここからは
これでもか!というくらい気合い入れていかないといけないような気がしています。
そしてもう一つ、このプロジェクトの土台をつくっていただき、
これまで東京のパートナーさんとのやり取りを引き受けていただいていた
当プロジェクトに関する僕のマネージャーさんが亡くなられたことが
僕の中ではとても大きな原動力になっています。
これは個人的な感情ですが、
この図鑑自体はカンボジアの水産界にとっても大切な一つの記録となりますし、
そうした方々への気持ちをたくさん込めた図鑑にしたいと強く思っています。
実際にどれほど役に立つ本か自分では評価することができませんが、
各分野の学者さんが発表する論文や大きな研究機関が出す図鑑にはない
現場(フィールド)により近い生の情報を軸にした図鑑にしたいと思っています。
逆に、僕にはそのアプローチでしかつくれないんですよね(笑)
これまでもそうですが、いつも自分の中で高い位置に目標を設定して
頭で描き続けながらその領域へ行くことで、
魚採りや水族館の世界では評価をもらってきたのでこれからもその精神だけはブレずに
やっていけたら、図鑑もより良いものになると信じています。
実際の作業にはまだ1年ほどかかると思いますが、(たぶん!)
しっかりと一つ一つ進めていきたいと思っております。
また、こちらの進捗状況もたまにアップしていきますね!
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。